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困難さについて

 
ネット経由の出会いは多くの問題を含み、きわめて困難です。

すでに閉鎖されている多くのSMサイトでは、お互いの嗜好が全面に出るものでした。残っているサイトは今でもそうだと思います。嗜好から入る出会いになるわけです。けれども「愛の形 (二)」でも触れていますが、主従関係も男女間の愛情の一つの形であり、本質は愛情や信頼、(性格を含む)相性にあり、おたがいに主であり従であることの嗜好は不可欠であるとしてもメインの要素にはなりえません。

愛情や信頼はある程度付き合っていく中でしか生まれないものである以上、嗜好から入る出会いはほとんど上手くいかず長続きしないのです。私もこれまでネットで何人かの女性と出会いましたが、すべて真剣に付き合うまでには至りませんでした。
その意味で、成り立つ確率は低いとしても、恋愛から主従へが理想的な出会いと言えるでしょう。

ではネット経由の出会いは絶望的なのかと言えば、ほとんどイエスと答えたくなるのですが、ごくわずかの確率であっても真剣な出会いはありえると思います。
理想的な出会い方である「恋愛から主従へ」が成り立つ確率も極めて低く、ネット経由の真剣な出会いもほぼ同じ程度かも知れません。

ネットのリスクを避けるためには、何よりも事前に十分に話すことが不可欠だと思います。対話を重ね、お互いの人格を知り、主従関係についての考え方がどの程度マッチしているか確かめることが大事です。
もちろん付き合う上で大事な要素である肉体的なケミストリーが合うかどうかは会ってみないと分りません。対話を通じて主従関係の考え方が重なっていることや、性格もお互いに尊敬できると分ったとしても、それだけで理想的な主従関係を築けるとは限りません。ここが困難なところです。

けれども、事前に十分に話しあっていれば、かりに会ってみてケミストリーが合わないと分っても(お互いにガッカリすることはあるでしょうが)よき友人として留まることは可能ですし、何よりも嗜好から入る愚を犯すことはないでしょう。そしてケミストリーがあえば、焦ることなく、ゆっくりと愛情を育てていくことができると思います。

というわけでたとえ多くの困難があるしても、「恋愛も主従」もという奇跡的な出会いがあることを私は信じています。


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